MENU

不妊治療の副作用は?

助産師

 

不妊治療で注意しないといけないのが、薬の副作用です。
不妊治療の薬は、妊娠させるための薬ですから、改善薬ではなく、急激に体の一部機能を高めるような強い働きを持っています。


 

それゆえに、反動として副作用が現れる可能性があるのです。
たとえ「私は薬で副作用なんか出たことない!」という女性でも、大丈夫だとは言い切れないのです!

では、どうすればいいのか?
なるべく薬の副作用に悩まずに済む方法があります。

 

不妊治療の薬の副作用をなるべく抑える方法とは?

助産師

 

実は、”健康な体”であればあるほど、薬の副作用を最小限に抑えることができます。
なぜか、、、?
まずは、排卵誘発剤の副作用の2つの事例をご説明します。


専業主婦の方


排卵誘発剤が、体に合わなかったのか、副作用でお腹に水が溜まって入院することに、、、。
その時の痛みと腫れでとても苦しかったようです。
がしかし、赤ちゃんを諦めたくないと、すぐに排卵誘発剤での不妊治療を再開したのです。
ところが、また腹水が溜まり、再び入院しました。
そして、今度は、胸にまで水が溜まり、絶対安静の状態に、、、。
管を通して排尿をするほど重症でした。
もう、こんな副作用は二度とゴメンです、、、。

 

OLの方


最初の頃は、排卵誘発剤を飲んでもまったく副作用はありませんでした。
ところが、何度も薬を飲むうちに、頭痛と吐き気を感じるようになったのです。
最初は、”妊娠のため”と我慢していましたが、ついには耐えられなくなり、排卵誘発を飲むのを止めてしまいました。

不妊治療の薬の副作用を最小限にする方法

助産師

 

不妊治療の薬は、人によって副作用が強く出る場合と、ほとんど出ない場合があります。
では、なぜ人によって副作用が強く出るのでしょうか?
それは、あなたの体が薬の力に負けてしまっている、もしくは薬の力を十分に生かせていないからです。


 

想像してください、痩せた土壌では、美味しい作物が育たないように、母体が不健康ならば、十分に薬の効果が発揮できずに、悪い面(副作用)ばかりが増長されてしまうのです。

 

不妊治療が不妊を招く

助産師

 

不妊治療が不妊を招くと言われることがあります。
これは、妊娠するために投薬したり、施術を受けたりすることが結果的に、本来持つ妊娠能力を衰退させ、妊娠しにくい体にしてしまうことです。


 

また排卵誘発剤の中には、長期的な使用により、子宮内膜を薄くしたり、おりものの質を悪くしたりと、不妊の原因になってしまうものもあるのです。
「なかなか、妊娠できずに薬の量が増えた」という人は、「不妊治療による不妊」におちいっている可能性があります。
錠剤


ただ、薬がダメだとか、不要だという勘違いはしないでください。


本当に薬の力が必要なときはもちろんあります。
例えば、無月経無排卵のときです。


こんな時は、いままで長い間、生理と排卵という働きを休んでいたので、働きそのものを忘れてしまっている可能性があります。
ところが、薬を使って体にきっかけを与えると、自然な整理や排卵のリズムが戻ってくることが多々あるのです。

 

まとめ

助産師

 

まさに薬は使いようですが、不妊治療の薬の副作用を最小限に抑える&効果を最大限に得るためには、健康な体作りが欠かせないのです。


不妊治療に使われる薬の作用と副作用

こちらでは、不妊治療に使われる薬を紹介します。
効果と副作用を参考にしてください。

セキソビット

効果:排卵の誘発
副作用:頭痛・吐き気・目のかすみ・顔のほてり・発疹・多胎妊娠

クロミッド

効果:排卵の誘発
副作用:頭痛・吐き気・目のかすみ・顔のほてり・発疹・多胎妊娠

hMG

効果:排卵の誘発・卵巣の刺激
副作用:卵巣過剰刺激症候群(OHSS)

デュファストン

効果:黄体機能不全・切迫流早産・習慣性流早産・月経周期や経血量の異常
副作用:頭痛・吐き気・むくみ・眠気・発疹・肝機能の異常・血栓症

hCG

効果:排卵の促進・黄体の補充
副作用:排卵誘発剤との併用で卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
処方箋

プレマリン

効果:卵巣機能不全・機能性子宮出血
副作用:頭痛・吐き気・むくみ・めまい・発疹・おりものの増加・不正出血・血栓症

ソフィアA

効果:機能性不妊症・機能性子宮出血・月経周期や経血量の異常・卵巣機能不全
副作用:頭痛・肩こり・吐き気・むくみ・めまい・発疹・不正出血・肝機能の異常・血栓症

テルロン

効果:高プロラクチン血性排卵障害
副作用:頭痛・吐き気・むくみ・めまい・眠気・ほてり・発疹・急激な血圧低下

スプレキュア

効果:子宮内膜症・子宮筋腫
副作用:うつ状態・不正出血・血小板減少・心筋梗塞

ロ・リオンデール

効果:機能性不妊症・機能性子宮出血・」月経周期や経血量の異常・卵巣機能不全
副作用:頭痛・肩こり・吐き気・むくみ・めまい・発疹・不正出血・肝機能の異常・血栓症

小児用バファリン

効果:血栓や塞栓形成の抑制(不育症の流産予防)
副作用:頭痛・吐き気・むくみ・めまい・発疹・耳鳴り・貧血・せんぞく発作

プレドニン

効果:血液障害・副腎皮質機能障害による排卵障害
副作用:免疫力の低下・うつ状態・頭痛・吐き気・むくみ・月経異常・血栓症・心筋梗塞

用語解説

排卵誘発剤とは?

様々な理由で排卵が起こりにくい、起こらない場合に、排卵を促すために使用する薬。飲み薬と注射薬がある。
ただ、不妊治療の場合、妊娠率を高めるため、原因の有無に関係なく使用されることもある。

無月経とは?

整理が3か月以上怒らない状態。
放置すると子宮が収縮したりして、不妊の原因になる。

無排卵とは?

排卵が起こらない状態。
整理の有無に関係なく無排卵は起こるため、基礎体温グラフなどでチェックする

体質改善のコツ